家事代行サービスに限りませんが、
サービスの利用、商品の購入には適正価格があります。
いわゆる相場というヤツです。
これを知らずに買い物をしてしまうと、
本来よりも高いお金を払うことになります。
逆に安すぎると粗悪品をつかまされるかもしれません。
家事代行サービスの利用でそんなことにならないために、
家事代行サービスの相場について解説していきます!
家事代行サービスの利用料金相場
家事代行サービスの利用料金相場はおおよそ、
2,000~4,000円
になります。
この料金は家事代行サービスを1時間利用した場合の金額です。
家事代行業者によっては最低利用時間が、
1時間~3時間と幅があります。
もし最低3時間利用が必要な家事代行業者であれば、
6,000~12,000円ぐらいの価格帯になるということです。
しかし、あくまで相場は相場です。
利用する家事代行業者・プラン内容によって、
利用料金は大きく変わってきます。
ちなみに相場の意味は
ある物事についての世間一般の考え方や評価。また、世間並みと認められる程度
引用元:goo辞書
ですので、世間並=業界的に普通ということですね。
内訳|家事代行サービスの利用料金相場
家事代行サービスの利用料金相場の内訳になります。
1時間あたりの料金 | 2,000~4,000円 |
交通費 | 追加料金なし 固定(7,00~1,000円) 実費精算 |
指名料 | 無料~500円 |
延長料金 | 無料~1,000円 |
早朝・深夜の割増料金 | 依頼料の25~50% |
その他オプション料金 | 700円~1,500円 |
1時間あたりの料金
1時間あたりの相場 | 2,000~4,000円 |
家事代行サービスを利用するときの基本料金になります。
1時間あたりの利用料金という単位です。
家事代行サービスでは最低利用時間が決まっているので、
最低利用時間が2時間の家事代行会社の場合
単純に×2時間分の料金が最低利用料金になります。
交通費
交通費の相場 | 追加料金なし 固定(7,00~1,000円) 実費精算 |
交通費は家事代行サービスの利用1回につき支払う金額です。
あらかじめプランに組み込まれていれば追加は不要です。
実費精算というのが気になるかもしれませんが、
「新幹線で来たので3万円になります!」
なんてことにはならないので安心してください。
基本的には現場(利用者の自宅)付近のスタッフが選ばれます。
実費精算といっても固定費の相場である、
700~1,000円付近になってきます。
指名料
指名料の相場 | 無料~500円 |
指名料は無料としている家事代行会社が多いです。
また、家事代行サービスではなく、
家事代行のマッチングサイトでは指名するのが前提で無料です。
気に入った家事代行スタッフにであったら、
次回以降は家事代行会社に同じスタッフにしてもらうように依頼しましょう。
家事代行のマッチングサイトについては、
『割安で使える!家事代行マッチングサイトを徹底比較』の記事をご覧ください。
延長料金
延長料金の相場 | 無料~10,00円 |
家事代行の延長料金は大体通常料金の半額もしくは、
半額を少し超えるぐらいの料金が多いですね。
ただし、そもそも延長できない家事代行会社もありますし、
家事代行のスタッフの予定が埋まっていれば延長できないケースもあります。
早朝・深夜の割増料金
早朝・深夜の割増料金の相場 | 依頼料の25~50% |
家事代行サービスの基本料金と違い、
早朝・深夜の割増料金はパーセントが単位となります。
利用する料金の25~50%の割増料金です。
その他オプション料金
その他オプション料金 | 700~1,500円 |
オプション料金なので利用不要であれば料金は発生しません。
鍵預かり、子供の送迎などがこれに当たります。
オプション内容自体が家事代行会社によってまちまちですので、
一概にオプションの相場という括りで料金を出すのは難しいです。
なので、おおよそ追加で対応依頼をする場合の目安だと考えてください。
家事代行の利用料金の決まり方
家事代行サービスの利用料金が決まるポイントは、
以下4つになります。
- 『定期利用』または『スポット(単発)利用』
- 交通費
- 依頼時間
- 依頼内容
- オプション
『定期利用』または『スポット(単発)利用』
家事代行サービスでまず選択できるのが利用方法です。
定期的に利用する『定期利用』または、
その都度単発で依頼する『スポット利用』です。
同じ家事代行会社、同じ依頼内容であっても、
定期利用の方が安く済みます。
交通費
家事代行サービスに依頼すると、
スタッフの方が自宅に来るのでその交通費が必要になります。
交通費に関しては3パターンです。
- 追加不要:あらかじめプランに組み込まれている
- 固定料金
- 実費
家事代行サービス依頼時に交通費の支払いはどうなっているのか。
依頼前に確認しておきましょう。
依頼時間
家事代行サービスの利用料金は
1時間の利用料金 × 利用時間
で決まります。
仮に1時間2,000円の家事代行業者であれば、
2時間利用で4,000円になりますよね。
依頼時間が短ければ短い程、
利用料金は安くなります。
ただし、家事代行業者によって最低利用時間が決まっています。
この例では2時間利用でしたが、
業者によっては最低3時間からしか利用できない場合もあります。
依頼内容・プラン
家事代行サービスに依頼する内容によって料金は変動します。
家事代行業者によっては、
お得なプランも組まれています。
あなた自身が「何を依頼したいのか」明確にしてから依頼しましょう。
そうすれば効率的に無駄なく家事代行サービスを利用できます。
オプション
基本的には掃除・料理・洗濯など、
一般的に家事と言われていることを依頼します。
それに加えて、追加料金を支払って対応してもらう、
オプションも用意されています。
- 鍵あずかり(立ち合い不要になる)
- 子供の送迎
- ペットのお世話
- etc
このように「もうちょっと頼みたい」という内容があると、
オプションを追加することになります。
家事代行サービス1回あたりの利用額の調査結果
家事代行サービスの利用者がどの程度お金を支払っているのか気になりますよね。
野村総合研究所が調査結果を公表してくれているので、
調査結果について確認してみましょう。
以下のグラフによると
1回あたり9,000円という方が32.4%と最多になっています。
その次が3,000~5,000円で20.2%です。
相場が2,000~4,000円ということを加味すると、
半数程度の方が延長やオプションを利用しているようですね。
安さだけじゃない家事代行おすすめの選び方
家事代行サービスを利用するとき、
ついつい値段を最優先してしまいがちです。
もちろん安いに越したことはないのですが、
家事代行サービスを利用する目的は自分の時間を確保することです。
家事代行を選ぶ際は少なくとも以下の点を確認しておきましょう。
- 依頼したい内容に対応しているか
- 立ち合い(在宅)は必須か
- 損害賠償保険に加入しているか
依頼したい内容に対応しているか
そもそも依頼したい内容に対応していない可能性も無きにしも非ずです。
例えば
エアコンの内部清掃、レンジフードの清掃など、
自分では掃除しにくいところをお願いしたい場合です。
こういう場合は家事代行サービスの中でも、
ハウスクリーニングにも対応している代行会社に依頼しなければなりません。
立ち合い(在宅)は必須か
外出する時間を確保したいのであれば、
鍵預かりに対応している家事代行にするべきです。
通常プランでは対応していなくても、
オプションとして対応してくれる家事代行業者もいます。
損賠賠償保険に加入しているか
この損賠賠償保険への加入有無は非常に重要です。
損害賠償保険に加入していない家事代行だと、
何か物損トラブルがあったときにお金を出してくれない可能性もあります。
向こうのミスで実費修理というのは嫌ですよね。
トラブルが起きた時の対応については、
『家事代行の5つのトラブルを解決する9の方法』の記事をご覧ください。
まとめ|家事代行の相場を知ってお得に利用しよう
今回は家事代行の相場について解説しました。
家事代行に限らない話ですが、
極端に相場と乖離した料金の場合は注意が必要です。
高すぎるとぼったくりというのはもちろんですが、
安すぎるのも内容をしっかり確認するようにしましょう。
「ここ相場よりめちゃくちゃ安い!」
と思って飛びつくと、オプションがたくさん必要で、
結局高い金額を支払うことになりかねません。
また、相場との乖離が激しいような家事代行会社だと、
家事の品質にも懸念がでてきますね。
家事代行サービスに依頼する際は、
相場と照らし合わせて依頼しましょう!
適切に家事代行を利用して楽しい自分時間を過ごしてください。
家事代行業者を検討中の方は、
『家事代行サービス徹底比較!料金と特徴まとめ』の記事を確認してください。
あなたのライフスタイルに合った家事代行会社を見つけましょう。
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